犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

最近は、医学の進歩で長生きするワンちゃんが増えてきました。
一昔前に比べると倍近く生きるワンちゃんもいます。
それにともない、認知症のワンちゃんも増えてきていると言われています。
14才以上のワンちゃんの15%は認知症を発症しているというデータもあります。
人間の認知症の原因としては脳内に様々な物質が蓄積され発症するものがあります。
一方でワンちゃんの認知症を引き起こす原因として一番に考えられるのは、年を取ることにより脳が萎縮したり変性してしまうことだと言われています。
ワンちゃんの認知症には以下のような症状があります。
・同じ場所をぐるぐると歩き回る
・夜鳴きする
・トイレを失敗する
・ドックフードをこぼしても気づかない
・前方向にしか進めない(家具の隙間などに挟まって動けなくなる)
・ごはんを何度も欲しがる
・単調な声で鳴き続ける
・飼い主を噛む
etc…
残念ながら認知症は不可逆的な病気のため、一度かかると治ることはありません。
そのため、予防と早期発見が大切となります。
予防としては脳に刺激を与えることが一番です。
ドッグランで思いっきり走ってみたり、他の犬とコミュニケーションを取ってみるのもいいでしょう。
毎日のお散歩コースを替えて、新しい刺激を与えるのもいいでしょう。
新しいコマンドを覚えさせるのも脳にとっては良い刺激となります。
普段からワンちゃんとコミュニケーションを取っていると『あれっ?』という違和感を感じやすくなりますので認知症を早期発見しやすくなります。
早期発見できると、進行を遅らすこともできます。
既に、認知症になっていても、症状にあった対策を取ることでワンちゃんと飼い主さんが穏やかに過ごすことができます。
家の中のレイアウトを替えたり、オムツを着用したり、ある時には投薬を受けたり。
一時預かりしてくれるペットホテルを利用するのも手です。
うちのワンちゃんは老犬なのですが、年齢を重ねるにつれ認知症の症状が出てきました。
お世話は大変ですが、とても可愛いです
もっともっと長生きしてほしいと思います。