犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

今日はワンちゃんと乗り物酔いについてお話ししてみます。
ワンちゃんと車や電車、バスなどに乗ってお出かけされる方も多いのではないでしょうか。
私たちの住む田舎では、後ろに柴犬を乗っけた軽トラが走っています。
ワンちゃんは楽しそうに風を感じていますが、本当はキャリーやケージに入れて乗せてあげた方が安全なのですが。。。
ご存知かもしれませんが、ワンちゃんも乗り物酔いをします。
そのメカニズムは人間の乗り物酔いと同じです。
耳の奥にある内耳と呼ばれるところの、三半規管と耳石器が関係しています。
三半規管と耳石器はからだの傾きや揺れ、スピード等を感じとります。
乗り物がくねくねと曲がったり、スピードの変化を繰り返すと脳に伝わる情報が混乱し、自律神経を乱します。
自律神経は心臓の拍動や、胃腸の働きをコントロールしているため様々なからだの不調を引き起こすことになります。
よだれを垂らす、吠える、震える、嘔吐する、下痢をする、ぐったりする。etc…
一度、乗り物酔いを経験したワンちゃんは、乗り物に乗ると気持ち悪くなることを学習していますので、ストレスを感じ、更に乗り物酔いを起こしやすくなります。
体調を悪くしたワンちゃんを見るのはとても心が傷むものです。
何点かの予防策を挙げてみます。
日頃から乗り物を使った短時間のお出かけを繰り返して慣らしておくとよいでしょう。
お出かけは楽しいってイメージを持たせておくことで乗り物に乗るストレスが軽減されます。
乗り物に乗る直前にはご飯やお水をあげるのを控える。
満腹でも過度に空腹でも嘔吐することがあるため、ご飯やおやつ、水をあげるタイミングに気を付けましょう。
動物病院で酔い止めを処方してもらうのも一つの手です。
ワンちゃんの様子を見ながら、快適なお出かけを楽しんでください。