犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

今日はワンちゃんとお酒(アルコール)についてお話ししてみます。
お酒を飲まれる方も、飲まれない方もお付き合いください。
気温が上がり、お酒が美味しい季節がやってきました。
昨今、お家飲みをする方も増えていますね。
気に入ったお酒を、自分の好きな食べ物と共にゆったりと気兼ねなく飲める。
筆者はお酒が好きなのでよく楽しんでいます。
(時々、度が過ぎて周りの人に迷惑をかけてます。)
ワンちゃんも側にいて一緒に過ごされている方も多いのではないでしょうか。
ワンちゃんは人間の食べたり飲んだりしているものに興味津々です。
ワンちゃんにお酒を与え、ふらふら千鳥足になっている様がYouTubeにアップされているのを見たことがありますが、ワンちゃんにアルコールは絶対に与えてはいけません。
与えなくても、目を離した隙にグラスをなめたりしないよう十分な注意が必要です。
ワンちゃんは、アルコールを分解する酵素をもっていません。
人間でも急性アルコール中毒になるように、体内に入ったアルコールは分解されないまま残り続け、脳や呼吸器、その他の内臓にもダメージを与えつづけます。
見てとれる症状としては
千鳥足になる。
転ぶ。
起き上がれなくなる。
目が虚ろになる。
ぐったりとする。
嘔吐する。
心拍に異常がでる。
最悪の場合、昏睡状態になったり、命を落としてしまうこともあります。
人間でもアルコールを分解する酵素を持っていない人がいますが、ご自身が注意してアルコールを避けることができます。
でもワンちゃんの場合、飼い主さんが注意してあげる以外、方法はありません。
身近にある、手指消毒用のスプレーやジェル、ウエットティッシュにもアルコールが含まれているものがあります。
もしも誤飲、誤食した場合には、直ぐに獣医師の判断を仰ぎましょう。
大切な家族。
何かあってからでは取り返しがつきません。
何よりワンちゃんが誤って口にいれないように十分注意してあげてくださいね。