犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

私たちわんわんテーラーは四国愛媛にありますが、周辺にはとても美しい瀬戸内海が広がっています。
しまなみ海道(広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路 )沿線の島々には多数のキャンプサイトや海水浴場があり、ワンちゃんとともに夏を満喫しに来られる方がたくさんいらっしゃいます。
飼い主さんと一緒に楽しそうに泳ぐワンちゃんもよく見かけます。
今日は、ワンちゃんと水の関係についてお話ししましょう。
皆様のワンちゃんは水遊びやお風呂(シャワー)が好きですか?
人間にだって、お風呂が大好きな人も嫌いな人もいますね。
ゆったりと水に浸かりっぱなしでも平気なワンちゃんもいれば、水を見るだけでパニックになるほど苦手なワンちゃんもいると思います。
その理由の一つとして犬種の差が挙げられます。
ワンちゃんのは昔から人間と狩猟を共にするパートナーでした。
この狩猟をする上で犬種によって陸上で活躍してきたワンちゃんと水辺で活躍してきたワンちゃんがいます。
穴の中のウサギやキツネなどを追っていたビーグルやダックスフンド、テリア類は主に陸上で活躍してきたため水は苦手な子が多いと言われています。
人間が銃で撃ち落とした水鳥を水上から回収していたゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバー、スタンダードプードル、イングリッシュコッカースパニエル等は水が得意な子が多いと言われています。
このような性質の違いが犬種によって今でも引き継がれているのはとても興味深いですね。
水を苦手とするもう一つの理由は「経験」による学習の結果でもあるでしょう。
過去に水をかけられて驚いたり、溺れて怖い思いをしたのかもしれません。
また、怖いと言わないまでもシャワーなどで体が濡れることを不快に感じたのかもしれません。
とは言え、一緒に水遊びができるとワンちゃんの運動やクールダウンにもなりますし、コミュニケーションの幅も広がりますよね。
苦手なワンちゃんでも、おやつやおもちゃを用いれば、水に少しずつ慣らしてあげることは十分に可能です。
先ずはお風呂場や簡易プールで足元を濡らすことから始め、水を怖がらなくなってきたら徐々に泳ぎの練習にステップアップするとよいでしょう。
ワンちゃん用のライフジャケットも市販されていますので活用されるのも手ですね。
ただ、昨今人気の超小型犬は人間によって改良された愛玩色の強い犬種たちです。
体の小ささと相まって基本、水辺が得意ではありません。
(時に飛び込んで行くほど水が好きな子もいますが。。。)
くれぐれもご無理なさらぬよう。