犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

今日は犬服の素材についてお話してみます。
市販のドッグウェアは様々な素材からできています。
素材を大きく分けると、化学合成繊維と、天然繊維があります。
一般的な化学合成繊維と言えば、ポリエステル、ナイロン、アクリルなどがあります。
これらの化学繊維を使ってできるものが「吸汗速乾」や「ドライ機能」を持つ素材。
フリースやセーターのように編まれた素材なども化学合成樹脂を目的に応じて加工したものと言えると思います。
一方、天然素材は綿や麻、毛(ウール、アンゴラ、カシミア等)などがあり、古くから利用されてきました。
長い歴史の中で、天然素材はそれぞれの特性を生かす衣類として発達しました。
では、ワンちゃんのお洋服について考えてみましょう。
まず化学合成繊維は非常に安価で加工性に優れていること、また発色の自在性も高く、耐久性にも優れています。
以上の特性からデザイン優先のワンちゃん服に多く使用されています。
もう一方の天然繊維は何より天然由来という特性が際立ちます。
加工性や自在性は化学合成繊維より劣る面もありますが、その持つ風合い、色合い、着心地など決して化学合成繊維の及ぶところではありません。
わんわんテーラーでは、ほぼ100%天然素材でワンちゃん服を作っております。
使用する天然素材は世界中より厳選し入手しております。
当然、手間も費用もかかります。
ただ、着心地を口にできないワンちゃん達のことを考え、一着一着丁寧に作っております。