犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

毎日暑いですね。
筆者の布団は敷きマットやタオルケットをクール仕様にしています。
最近のクール素材は機能性も高く心地よいですよね。
クーラーを弱くつけていても快適に眠れます。
今日はワンちゃんの寝る前や寝ている時の行動についてお話しします。
皆さんのワンちゃんは寝る前、くるくる回りますか?
また一緒に寝ていますか?
うちの子はくるくるっと回って、布団を掘ったり鼻先で寄せたりした後にストンっと鎮座します。
ある時はしつこく何回も同じ行動を繰り返しています。
不思議な行動ですよね。
これは昔、ワンちゃんの祖先のオオカミが眠る前に寝床を整えていた名残だと言われています。
オオカミは地面に穴を掘って寝床を作っており、布団を掘ったり鼻先で寄せるのはこの行動からきていると考えられます。
また、くるくる回るのは地面に危険なものがないかを確認したり、寝心地よくするために平らに地面を踏み固めている行動が起源となっています。
安全に過ごすことができるようになった今でも、遺伝子に刻まれた行動をとるのはとても興味深いですね。
うちの子は布団の足元で一緒に眠っているのですが、眠り始めるとだんだんと布団の中央に移動してきます。
そのたびに潰さないように筆者は移動をすることを余儀なくされ、最終的には犬が布団の中央、人間が端っこに眠る。という形になります。
それでもだんだんと体をすりよせてくるのは可愛いものです。
これはワンちゃんは本来群れで過ごし、眠るときはくっつきあうという習性があるためで、少なくとも筆者にくっつくことで安心しているのだと思われます。
また、母犬にくっついて甘えていた子犬の時の名残で、甘えたいという表現で、体をくっつけてきているとも考えられます。
次に、ワンちゃんが眠る位置によって飼い主との関係性がわかると言われています。
犬が足元で寝ている場合は、飼い主をリーダーとして認識しています。
信頼関係があり、リーダーを守ろうという心理があると言われています。
お腹付近で寝ている場合は、信頼はしていても飼い主と自分が同等だと思っているのかもしれません。
リーダーとは認識されていないかもしれません。
ただ、抱っこが好きなワンちゃんにとっては普段から落ち着く場所なのでお腹付近を選んでいる可能性もあります。
犬が胸元で眠っている場合は、飼い主のことを自分と同等か、自分よりも下と考えているのかもしれません。
これも状況によりますが、飼い主の顔を近くで見ることができるので安心できる胸付近を選んでいる可能性もあります。
犬が頭の上で眠っているならば、飼い主さんを下に見ているのかもしれません。
普段の関係性で判断してそうでない場合は、その場所が寝るのに一番安全だと思っているか、枕のフカフカが気持ちいいのかもしれません。
一緒に寝られている方、どうだったでしょうか。
参考にされてワンちゃんとのよりよい信頼関係を構築してください^^