犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

先日、友人の飼っているワンちゃん(シーズー)が24歳で亡くなりました。
友人曰く、老衰で眠るような最期だったそうです。
その話を聞いたとき、とても驚きました。
これまで聞いたワンちゃんたちの寿命をはるかに超えていたからです。
一般的にワンちゃんの平均的な寿命は以下のように言われています。
超小型犬(12~16歳)
トイ・プードル、ヨークシャーテリア、チワワ、ポメラニアン、マルチーズ他
小型犬(12~16歳)
シー・ズー、ミニチュア・ダックスフンド、ビションフリーゼ、ミニチュア・シュナウザー、柴犬、パグ他
中型犬(10~15歳)
ビーグル、ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ、アメリカンコッカースパニエル、フレンチ・ブルドッグ他
大型犬(10~15歳)
スタンダードプードル、秋田犬、シベリアン・ハスキー、ダルメシアン、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、グレート・ピレニーズ他
超大型犬(6~12歳)
セントバーナード、イングリッシュマスティフ、アイリッシュウルフハウンド、グレートデーン他
寿命を迎えるには、天寿を全うする場合もありますし、不幸にも事故や病気で若いうちに亡くなる場合もあります。
友人のワンちゃんは老衰だったとのことで、私には『テロメア』による寿命だったのではないかと思います。
ワンちゃんや私たち人間を含む生き物は細胞分裂を繰り返し細胞を入れ換えながら生きています。
その複製回数は細胞内の染色体のはしっこに付いている『テロメア』と呼ばれる部分で決まっています。
そして、『テロメア』は細胞分裂を繰り返すうちに次第に短くなります。
『テロメア』が一定の短さになると細胞分裂をやめ、細胞老化という状態になり、やがて死を迎えます。
これがすなわち生き物の死『寿命』です。
人間の100歳以上の超高齢者ではテロメアが長いことが言われていますので先述したシーズーはテロメアが一般的なワンちゃんよりも長かったのかなぁ。なんて想像してしまいます。
他にも食べ物や生活環境、ストレスなどの要因が寿命には影響すると言われていますが、きっと良い環境で穏やかに過ごしていたのでしょう。
普段の生活では側にいるのが当たり前になって大切なことは忘れがちです。
限られた命を預かっていることを忘れず、ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても素敵な毎日を積み重ねていってください。