犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

皆さんの飼われているワンちゃんはどれくらいの頻度でシャンプーしていますか?
トリミングサロンでシャンプーされる方や、ご自宅派、様々かと思います。
シャンプーの時にアグレッシブな子もいますよね。
その場合、双方へとへとになりますよね。。。
でもシャンプーをしないと何かべたべたした感じになるし、臭いも出るしで大変なことになります。
昔、野生化で暮らしていたワンちゃんはシャンプーなんてしなくても平気だったのにどうして現代のワンちゃん達にはシャンプーが必要なのでしょうか。
ワンちゃんたちは、人間が品種改良をしながら進化してきました。
野生化では不便極まりないであろう長毛種は、愛くるしい見た目から特徴を固定されたものも多いです。
また、ヨーロッパ原産のトイプードルが日本でたくさん飼われているように、本来とは違う気候帯のところで暮らしているワンちゃんもたくさんいます。
日本固有のワンちゃんは柴犬とか紀州犬とか、割合短毛系ですよね。
日本の夏は高温多湿ですので、皮膚がべたつきやすくなります。
また、べたついた毛が絡まって毛玉になり、痛みや赤みを伴った皮膚トラブルの原因となることもあります。
このため、犬種や個体差はありますが、一般的には月に1~2回程度のシャンプーが推奨されています。
簡単にシャンプーの仕方を記述します。
①シャンプーを行う前に先ず、スリッカーブラシ、コームで被毛をよく梳かします。
②様子を見ながらお湯をかけていきます。(水温は39度以下で耳は抑えてあげましょう)
③シャンプーを泡立て、表面を洗い、一度流します。
④2回目のシャンプーで肌を洗い、よく流します。
⑤リンスをする場合は、リンス液を付けてなじませた後、残らないようによく流します。
シャワーの水音を怖いと思うワンちゃんもいますので、優しく声をかけながら、顔まわりを洗う際は耳を押さえるなど工夫をしてあげるとよいでしょう。
また、シャンプーよりも大切なのが乾燥です。
水分が残ったままだと細菌が増殖しやすく、皮膚炎やニオイの原因になってしまいますので十分に乾燥させてあげる必要があります。
①シャンプーが終わったらワンちゃんにブルブルしてもらいます。
(耳に息を吹きかけるのが裏技です。)
②タオルで包み込むように水分をよくとります。(ごしごしとはこすらない)
③スリッカーブラシやコームを使用しながら根元まで乾かすようにドライヤーをかけます。
毛の流れと逆方向に風を当てるのがコツです。
大きな音がするドライヤーが苦手なワンちゃんもいると思いますので、先ずは弱風でお尻側から乾かしていき、音に慣れてきたら強風に切り替えるのもよいと思います。
ドライヤーはワンちゃんから20~30㎝以上離し、温度を手で確認しながら全身をまんべんなく乾かしていきます。
温風を一か所に続けて当てているとやけどをする可能性がありますので温風と冷風を使い分けながら乾かしましょう。
指の間やわきの下、内またなども忘れず乾かしてあげてください。
④乾燥が終わったら誉めながらご褒美をあげましょう。
おうちでのシャンプー&乾燥は慣れるまでは大変ですが、ワンちゃんの身体の状態を良く観察できたり、スキンシップにもなります。
是非、チャレンジしてみてください