犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

のん兵衛ブログ第2弾です。
7月27日の「お酒のいろは Vol.1」がのん兵衛達に意外に好評でして、調子に乗って続きを書きます。
昔、学生の頃に醸造学を学んでいたと前回話しました。
普段はお酒の製造法とか、お酒の化学分析とかを座学で学ぶのですが、ある時、高知県内の蔵元を巡る授業がありました。
当時行ったのは
土佐鶴酒造:《代表銘柄》土佐鶴(とさづる)
濱川商店:美丈夫(びじょうふ)
菊水酒造:菊水(きくすい)
仙頭酒造:土佐しらぎく
高木酒造:豊能梅(とよのうめ)
西岡酒造店:純平(じゅんぺい)
無手無冠:無手無冠(むてむか)
他にも行ったかもしれませんが昔のことなので記憶が曖昧
それぞれの蔵の杜氏さんの話を聞いたり、オートメーション化されている蔵元と昔ながらの手仕込みの蔵元との違いを見たり、実際に工業技術センターから配布された酵母で醸されたお酒について学んだり、かなり興味深い授業でした。
みんなでバスに乗って、東は田野町から西は四万十町まで朝早くから夕方まで蔵を巡りました。
利き酒用のおちょこ(白磁で中に藍色の円がかかれているもの)に注がれたお酒を口に含んで(飲んで。が正しい)テイスティングもしました。
後にレポート提出しなくてはいけないから必死に最初は取り組んでいたものの、途中から酔っぱらってきてよくわからない状態に。
もちろん先生もベロベロ。
最後の方はおつまみも回っていたような。笑
のん兵衛の高知らしい授業でした
前回、「美丈夫 純米吟醸 CEL-24:濱川商店」を購入したと話しましたが、他にもCEL-24酵母は複数の酒蔵で使われていて、様々なお酒が販売されています。
土佐酒造の「桂月純米大吟醸 にごり CEL-24」
高知県北部の嶺北地方の酒蔵です。
高知県の酒造好適米「吟の夢」を50%精米して作られた純米大吟醸です。
亀泉酒造の「亀泉CEL24」
高知県中央の土佐市にある酒蔵です。
広島県を代表する酒造好適米「八反錦」を50%精米した純米大吟醸です。
高木酒造の「豊能梅いとをかし活性うすにごり」
男は1升、女は半升を一気に飲み、そのタイムを競うというドロメ祭りで有名な赤岡町にある酒蔵です。
※イベント中、救急車がスタンバイしているんですよ!
うすにごりの発泡性の日本酒です。
酒造好適米「松山三井」を60%精米した純米吟醸です。
同じ酵母でもお米、精米度、水や醸す環境が違うと全く違ったものになります。
お酒は生き物というのは本当ですね。
また高知に行ったときはこちらを探して飲み比べてみたいと思います^^