帰宅拒否症

犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

散歩途中で駄々をこねているワンちゃんを見ることがあります。

道の真ん中でどっかりと座り込み「動かないもん。」という意思表示。

飼い主さんからしたら「オイオイ!」かもしれませんが見てる分にはなかなか微笑ましい光景です。

あれってなんででしょう。笑。

今日は帰宅拒否についてのお話です。

帰宅拒否の仕方は以下の通りです。

*その場に立ち止まる。

散歩の途中で何をするでもなく立ち止まることがあります。

行くよ。とリードで合図をすると歩き出すことも多いですが

まだ帰りたくないな。という意思表示です。

*座り込む。

どっかりとその場所に鎮座することがあります。

リードで合図をしても腰を上げようとはしません。

立ち止まるより強い意思表示です。

*寝っ転がる。

ゴロンと寝っ転がりテコでもうごきません。

最大限の帰りたくないアピールです。

まるで子供がおもちゃ売り場の前で駄々をこねているようなものです。

いずれの行動も心理としては「帰りたくない!」なのですがその理由は様々です。

ワンちゃんは飼い主さんとの散歩の時間が大好きです。

一緒に歩調を合わせて歩くことで大好きな飼い主さんの存在を感じています。

外の匂いを嗅ぎ、風を感じながら運動することでストレスも発散しています。

ワンちゃんにとってまだまだその時間が足りないのかもしれません。

また、どこか自分の中で行きたい場所がある場合もあります。

散歩の途中で疲れてしまった可能性もあります。

この場合はへたり込んでしまっている状態です。

今の時期でしたら、涼しい場所で水分補給をして少し休憩をしてあげましょう。

ワンちゃんの帰宅拒否は次のような対処で改善されることがあります。

*散歩の時間を調整する。

体力が有り余っている場合には普段の散歩の時間を増やし満足する運動量を確保してあげましょう。

ドッグランに連れて行くのもおススメです。

逆に、疲れているようであれば散歩の時間を減らして、家まで帰りつけるように調整してあげましょう。

*散歩中に積極的にコミュニケーションをとる。

ただトイレと運動のために散歩をするのではなく、一緒にする散歩という時間を楽しみましょう。

ワンちゃんも飼い主さんの気持ちを察知しますので、お互い穏やかな気持ちが充足するでしょう。

*家に帰ってからご褒美をあげる。

散歩が終わってからおやつやごはんを与えたり、おもちゃで遊んであげるようにしましょう。

ワンちゃんは散歩の後に嬉しいこと、楽しいことがあると学習します。

帰り道もウキウキしながら帰ってくれるかもしれません。

ワンちゃんの意思表示である「帰宅拒否」

わんちゃんからのメッセージでもあるので、時間や心に余裕があるときにはワンちゃんが納得するまで付き合ってみるのもいいかもしれません。

今まで気付かなかったことを発見するかも!?

もし、時間に余裕がない時は担いで帰りましょう。