一緒に暮らせばわかります

犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

ワンちゃんは様々な方法で自分の気持ちを表現しています。

その中でもワンちゃんが鳴く理由を理解していますか?

*ワンワンと吠える。

ご飯の時や、飼い主さんが帰ってきたときなど、喜びで興奮して吠えることがあります。

繰り返し「ワンワン」と吠える場合が多いです。

来客で見慣れない人が来た時や窓の外に向かって警戒して吠えることがあります。

その場合には「ワンワンワンワンッ」と速いペースで吠えます。

人に対する警戒吠えには吠えるのをやめることを教えましょう。

ワンちゃんが吠えだしたらマズルを軽く押さえ、やめるように声を掛けます。

吠えるのをやめたらおやつや声掛けで褒めます。

これを根気よく繰り返すとやめることを覚えます。

また、ケージの位置を変えたり、カーテンを引くなどしてワンちゃんから窓の外を見えなくするのも一つの方法です。

ワンちゃん自身が何かしてほしいことがあり、その要求が通るまで吠え続けることもあります。

例えば、ケージから出してほしい時など、出してもらえるまで吠え続けるというのも一例です。

これは一度吠えたら要求が通ったという学習の結果ですので、飼い主さんも反省すべき点でしょう。

修正はなかなか難しいですが、再度無視をして要求が通らないことを学習させましょう。

*キャンキャンと鳴く。

驚いた時や、痛みを感じた時に「キャンッ」と高い声で鳴くことがあります。

人間でも瞬間的に「いたっ!」って言いますよね。

子犬が親犬にしつけを受けた時や犬同士でじゃれあっている際にも「キャンキャン」と高い声で鳴くことがあります。

これは「参りました」の意味も含まれます。

*ウォーンと遠吠えをする。

昔、オオカミとして群れで生活していたワンちゃんの祖先は、遠吠えによりコミュニケーションを図っていました。

飼い主さんが出かけた時に「帰ってきて」という気持ちで飼い主を呼び寄せようと遠吠えをすることがあります。

また、救急車などのサイレンの音が遠吠えの声と波長が似ているために、共鳴するように遠吠えをすることがあります。

何らかの寂しさやストレスなどを感じている可能性もあります。

ストレス原因や不安要素を取り除く等、生活環境を整えると共に、出掛ける際の接し方を変えることも必要かもしれません。

*クンクンと鳴く。

高い声で「クンクン」と鳴くときは、甘えたい時や寂しさや不安を感じている時です。

飼い主さんと過ごしている時に、撫でてほしかったり、遊んでほしかったりするとこの声を出すことがあります。

また、留守番時に寂しさや不安を感じている時にも鳴くことがあります。

*ウーッと唸る。

攻撃的な気持ちの時に「ウーッ」と唸り声をあげます。

自分のテリトリーを侵されたり、おもちゃやごはんを取られると感じた時などにこの声を上げることがあります。

臨戦態勢に入っていると実際に飛びついてくることもあります。

逆に大好きなおもちゃやごはんを目の前にして喜びの表現として唸り声をあげることもありますが、これは飼い主さんにしかわからないかもしれませんね。

ワンちゃんはこのようにいろんな表現で気持ちを伝えてくれます。

ワンちゃんが鳴くのには必ず理由があります。

どういった感情かを読み取ってあげましょう。