犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

ワンちゃんの噛みつき癖に頭を悩ませている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者の知人は先日、ごはんをあげようとして顔を噛まれていました。
興奮すると性格が攻撃的になるワンちゃんだそうで、しつけ教室にも通っていますがなかなか大変そうです。
今までずっとワンちゃんを飼ってきたけど、(大型犬から小型犬まで様々)ここまでわんぱくな子は初めてだと言っていました。
そもそもワンちゃんはなぜ噛むのでしょう。
ワンちゃんにとって「噛む」という行動は自然な行動です。
母犬が子犬を運ぶときも咥えて運びますし、ワンちゃん同士が遊ぶときにも柔らかく噛みつきあっていますね。
ワンちゃんは子犬の頃に親や兄弟と触れ合ううちに、相手を傷付けない力加減を学んでいきます。
ワンちゃんが噛むのには理由があります。
①ストレス
普段、接しない人が撫でようと手を出したときに噛みつくことなどが当てはまります。
ワンちゃんからしたら急に知らない人に触られてストレス(恐怖や不安)を感じ、噛みつくことで自分を守ろうとする心理が働いています。
また、生活環境が変わったなど精神的に不安定な時にも噛みつくことがあります。
よく観察してストレス原因を取り除いてあげましょう。
②独占欲
ごはんを与える時やお気に入りのおもちゃを取られそうになった時、飼い主さんが自分以外に構っている時(子供やほかの犬)、噛みつくことがあります。
ワンちゃんの中には独占欲が強い子もいるので、注意が必要です。
酷い場合には獣医さんやドッグトレーナーなど専門家に相談されるのが良いでしょう。
③興奮
遊んでいる時に興奮して噛みついてしまうことがあります。甘えている場合もあります。
上述もしましたが、通常であれば子供の時に加減を学びますが、不十分だと強く噛んでしまう場合もあります。
嚙まれた場合には動作を中断しましょう。手を噛んだら遊んでもらえないと学習させましょう。
一方でワンちゃんは噛みたいという欲求を持つ動物なので、日頃からロープやおもちゃなど噛んでもいいものを与え、欲求を解消してあげることも大切です。
④体調が悪い
体のどこかに痛みを感じていたり、体調が悪い時に手を近づけると反射的に噛みついてくることがあります。
疼痛性攻撃行動と言います。
獣医さんに診てもらって、原因を治療しましょう。
⑤歯が痒い(子犬)
生後1ヵ月~6ヵ月の子犬の時期は乳歯が生え、永久歯に生え変わります。
口の中がムズムズするので、いろんなものをガジガジと噛みます。
筆者の家もリビングの椅子の足をガジガジやられました。
噛まれては困るものはガードしたり、そのエリアにワンちゃんを入れないなどの工夫をしましょう。
また、噛んでもいいものを与えましょう。
これらの対処を工夫しても飼い主さんが流血するほど噛むワンちゃんはやはりいます。
生まれもっての性格もあります。
なかなか難しい問題ですね。。。