犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

ちまたでは「新型コロナウイルス」が猛威を振るっていますね。
運悪く感染された方も、そうでない方もどうか皆様ご自愛くださいね。
この新型コロナウイルスが流行りだしたのは2019年。
今からもう3年も前です。
中国の武漢市で発見され、全世界に拡大しました。
ウイルスの遺伝子配列を分析したところ、コウモリやセンザンコウと呼ばれる動物が保有するコロナウイルスが突然変異を起こしたものである言われています。
過去には武漢ウイルス研究所から漏出したとかそんなことも言われていましたが、実際のところはうやむやに。
どのようにヒトに感染するようになったかすら未だに明らかになっていません。
実は、この新型コロナウイルスが「新型」であるように、「旧型」(ともいえる)コロナウイルスもあるんですよ。
それは我々がふだん罹る「風邪」を引き起こすウイルスの中の一つもコロナウイルスなのです。
古いものは1960年に発見されました。
といってもこのコロナウイルスが原因の風邪は10%。
10%以外の風邪は200種類以上の他のウイルスが89%、細菌、真菌などの微生物が1%くらいの割合で原因となっています。
そんな中から原因を特定するのは到底不可能です。
よく、風邪の原因に効く薬を開発したらノーベル賞ものだ。なんて例えられます。
現在の風邪薬は総合感冒薬といって、風邪を引いて出てきた様々な症状を治めるためのもので、原因に直接効くものではありません。
上述したウイルス類はものすごいスピードで変異を繰り返していくので、それに100%効く薬を開発するというのは非常に困難と言えます。
新型コロナウイルスにせよ、これまでのコロナウイルス、それ以外のウイルスにせよ、大切なことは予防です。
今回のコロナの為、今までにない程、マスク着用とこまめな手指消毒、適切な換気が徹底されました。
そのせいで季節性のウイルス感染症(インフルエンザ等)が広く流行しなかったという報告もあります。
他にも、日頃から睡眠を充分とる。ストレスをためない。食事の栄養バランスに気を付ける等で免疫力をあげておくことも効果的です。
新型コロナウイルスは、これまでのコロナウイルスと同様に、今後もずっとヒトと共存すると考えられます。
可能であればワクチン接種も検討しましょう。
そして治療薬が開発され一般的な風邪ウィルスの扱いになっていくでしょう。