犬服のオーダーメイド専門店《わんわんテーラー》です。

昔は、午後に突然空が暗くなって雷と共に大粒の雨が降ることを「夕立」と言いましたが、最近では「ゲリラ豪雨」と言う言葉にまとめられているのですね。
昨今では、地球温暖化の影響やエアコンの室外機から出る熱にも起因するヒートアイランド現象で地上の空気が暖められ、夕立の定義だった「午後」に限らず降るようになったそうです。
ゲリラ豪雨に伴う雷。
雷が苦手なワンちゃんにとっては難儀なものです。
ゴロゴロと鳴ってから怖がる場合もありますが、私たちが雷を感じるずっと前から怯えていることもあります。
この時、ワンちゃんは、光、風、音、静電気や微細な空気振動など、普段と違う状況を感じとっているのでしょう。
私たち人間もそうですが、雷に恐怖心を抱くのは、命の危険を感じる動物の本能です。
この時、ワンちゃんがとる恐怖・不安行動の一部としては以下があります。
*震える
*パンティング
*隠れる
*ウロウロする
*吠え続ける
いずれの行動が起きた場合にも、飼い主さんが焦ると不安や緊張が伝染します。
また、構いすぎると、余計に行動が悪化する場合がありますので、わんちゃんの安全を確認した上でそっとしておきましょう。
叱ることは全くの逆効果で、信頼関係に溝ができてしまいかねません。
普段通りに過ごすことが大切です。
ただ、中には下痢や嘔吐、失神など体調に不調をきたすワンちゃんもいます。
この場合は、獣医さんに相談し、早急に対応しましょう。
近所のガソリンスタンドにいる柴犬(キューちゃん)はかつて雷の日に迷子になってとびこんできた経緯があります。
元のおうちに帰れるように貼り紙をして飼い主さんを探しましたが、結局見つかりませんでした。
あれからはや10年以上が過ぎ、そのガソリンスタンドの看板犬として幸せに暮らしています。
迷子になることは本人(犬)も飼い主さんにとっても一大事ですが、他にも車や川など危険はいっぱいです。
脱走しないように戸締りをするのはもちろんですが、万が一のため、マイクロチップを検討したり迷子札を普段からつけておくことも一案です。